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COOPERATION

COOPERATION

2021年8月8日、株式会社ギャップジャンクションと学校法人順天堂は「難聴およびギャップ結合関連疾患の治療法開発」に関する研究協力の覚書を締結した。
これにより順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学講座における以下の知財を含む研究成果の実用化、事業化、基礎・臨床研究に関する協力を行う。

2022年3月9日、株式会社ギャップジャンクションと学校法人順天堂は以下の知財の専用実施権・仮専用実施権の契約を締結した。

PATENTS

出願番号 公開番号 発明の名称 出願人/権利者 特許成立状況
特願2018-501697 PCT/JP2017/006332 WO2017/146035 内耳細胞の製造法 学校法人順天堂 特許6850025
特願2019-149966 特開2021-029134 ギャップ結合機能制御剤のスクリーニング方法 学校法人順天堂 特許7393780
特願2021-072002 特開2022-166650 内耳細胞の製造法 学校法人順天堂 特許7760144
特願2021-198101 PCT/JP2022/044701 WO2023/106256 改変型アデノ随伴ウイルスベクター 学校法人順天堂
特願2023-147168 内耳に感染性を有するAAV変異体 学校法人順天堂、タカラバイオ株式会社

いずれもギャップジャンクション社が専用実施権・仮専用実施権を取得

OVERVIEW

内耳細胞の製造法(特願2018-501697, 特許6850025)

多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞)からコネキシン26ギャップ結合を有する内耳細胞の製造法。GJB2変異型難聴の治療ターゲットである蝸牛支持細胞のモデル細胞をin vitroで誘導し、各種治療法の検証やメカニズム解析に活用できる。
Fukunaga et al., Stem Cell Rep, 7(6), 1023 – 1036, 2016

ギャップ結合機能制御剤のスクリーニング方法(特願2019-149966, 特許7393780)

断片化されたギャップ結合プラークを形成しうる細胞をマルチウェルプレート上で培養し、ギャップ結合の可視化、撮影、画像解析によりギャップ結合プラークのサイズおよび形状を定量化することで、ギャップ結合プラーク断片化制御剤や機能制御剤を探索、評価する方法。ギャップ結合を標的とした薬剤スクリーニングに活用できる。

内耳細胞の製造法(特願2021-072002)

多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞)からコネキシン26ギャップ結合を有する内耳細胞の製造法。特願2018-501697とは誘導方法が異なり、ヒトiPS細胞(健常者および重度難聴患者)からの内耳細胞製造および機能解析について論文発表済み。
Fukunaga et al., Hum Mol Genet, 30(15), 1429-1442, 2021

改変型アデノ随伴ウイルスベクター(特願2021-198101)

新規のカプシド構造をもち、内耳支持細胞への感染指向性が向上したAAVベクター。プロモーター配列も本出願に含まれる。遺伝子補充療法に用いることでGJB2欠損モデルマウスの聴力を回復させた。

内耳に感染性を有するAAV変異体(特願2023-147168)

新規のカプシド構造をもち、内耳支持細胞への感染指向性が向上したAAVベクター。特願2021-198101とは異なる戦略により開発され、カプシド配列も大きく異なっている。タカラバイオとの共同開発。遺伝子補充療法に用いることでGJB2欠損モデルマウスの聴力を回復させた。(特許明細 未公開)

Patent Relationships

特許関係図